喜屋武 裕江/きゃん ひろえ
沖縄県那覇市出身
講演対象者
児童生徒 学生
教職員
保護者 PTA
一般
企業(一般社員、管理職、経営者)
自治体
経歴
これまで沖縄県内外の産業人材の育成やベンチャー起業家の支援にも携わり、またキャリアカウンセラーとして就活学生やニート・フリーターと関わった経験も数多くある。これらの経験から、私たちの未来を支える人材を育てていくには、小中学校の幼いうちからキャリア形成に関する取組みを早期に着手する必要性を強く感じ、同じく彼らを育む“地域の力”を“つなげる”ことも、同時に手がけていく必要も感じている。
個に対する支援と、個を取り巻くコミュニティーそして経済・産業界に対する働きかけを同時に行う「地域連携型キャリア教育」、「産学協働型産業人材育成」など、“人”に焦点をあてた沖縄発の地域活性プロジェクトに数多く手がけている。
携わったプロジェクト
<地域連携型キャリア教育>
平成21年より沖縄県内15市町村で、教育委員会と市町村長部局と経済団体を柱に地域連携型キャリア教育の仕組み構築を行った。その活動は、文部科学省と経済産業省の共同表彰制度「キャリア教育推進連携表彰」にて平成26年度優秀賞を受賞した。この地域連携型キャリア教育の取り組みは、現在(2018年)では25市町村に拡大している。
<産学協働による産業人材育成>
未来の経済を担う人材輩出を目的に、沖縄県の主要産業となる観光、建設、IT、医療、福祉、文化ならびに物流・流通といった業界との連携しながら、義務教育課程と連動した早期からの産業人材育成に取り組みを行っている。
<ラム酒製造プロジェクト>
電力会社の社内ベンチャー制度を活用し、南大東島のさとうきび産ラム酒製造、販売を行う酒造会社の立ち上げを行い、平成16年に取得困難といわれる新規での酒造免許の取得を実現できた。マスメディアやSNSを活用した宣伝戦略を積極的に行い、全国でも話題のプロジェクトとなった。会社設立後は、全国の卸小売業、大手デパートなどの販路開拓、物産展やビジネスショーの出展まで、ゼネラルマネージャーとして手腕を振るった。
主な講演テーマ
「“10年後のために”今できること~未来の産業を担う人材を育てるために~」
「自分の未来は自分で創ろう!」
「夢をかなえるために大切こと!」
「私の考える家庭教育~できることからはじめよう~」
「キャリア教育を発達段階に応じて実施するには~キャリア教育に大切な視点~」
「私の働き方」
「社会人になる前に身につけておかなければいけないこと」
肩書
一般社団法人グッジョブおきなわプロジェクト 代表
沖縄振興審議会「学術・人づくり」専門委員
キャリアカウンセラー
日本キャリア教育学会会員/アジアキャリア発達学会会員
沖縄県家庭教育支援中央推進委員
那覇市中小企業振興審議会委員
調査分析・研究発表等
■沖縄型産学官・地域連携グッジョブ事業 沖縄型ジョブシャドウイング事業追跡調査報告書
■キャリア教育おける多様な地域連携事例と自立化に向けた公的支援終了後の現状と展開
-沖縄型産学官・地域連携グッジョブ事業の追跡調査から-
受賞歴
文部科学省・経済産業省共同表彰 第4回キャリア教育推進連携表彰優秀賞